横道世之助

横道世之介

横道世之介

またまた吉田修一さん。
こういう感じの主人公って
川上弘美さんの小説にありそうな。
んでもって川上弘美さんのほうがスキ。

主人公の元恋人のせりふ。
「いろんなことに。『YES』って言ってるような人だった」
「・・・もちろん、そのせいでいっぱい失敗するんだけど、
それでも『NO』じゃなくて、『YES』って言ってるような人・・・・・・」

うん、すてきだ。

それにしても、名前をなぜかセノスケって頭にインプットしちゃって、
途中からヨノスケに直すの大変だった・・・。
桜庭さんの「荒野」も。

荒野

荒野

なぜかアレノってはいっちゃって、とほほだった。
あほやなぁ。

控えてる「悪人」は読むけど
吉田さんはワタシにとっては
今んとこ違ったみたい・・・。
いつだって恋に落ちたいのに
そう簡単にいくわけもないね。
ほんと作家とはフォーリンラブやなぁ、なんて。