潔く堕落する

人のセックスを笑うな

人のセックスを笑うな

主人公が松ケンのビジュアルが浮かんでくるせいか
すごく好ましく感じた。
(映画観てないけどね。)
みるめの無垢さが素敵。
ユリちゃん だめだなぁ。
ちょっと、だめさ加減が自分と被って苦笑い・・・。

悼む人

悼む人

日常的に溢れかえっている 
自分と直接 かかわりの無い人たちの 死 不幸
深く考えて 自分事のように抱え込んでしまうのは
あまりにもしんどいし、現実的に無理がある。
それでも
テレビのコメンテーター(この呼び方もなんかやだね・・・)の発言のような
断片的な情報からジャッジすること
それは避けたいって、とても思う。
春樹さんがいうように
判断しないことは
あらゆる可能性を残すこと。
つい手のひらにある情報だけで
判断もしくは評価してしまいそうになるけれど・・・
戒めたい、そこは強く。

悼む人はジャッジしない。
その人の生きてきた証(愛)を悼む。
自分は無力なのだと自覚しながら、
その宇宙にただただ敬意を払い 真摯に悼む。
どんなに卑小と思われる宇宙でも
必ず愛はあり、存在の意味がある。
なんだか救いを感じました。

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

症候群と読む順番間違えた・・・。
あぁ、苦しい。
潔く堕落する。
死に向かい、まっさかさまに。
偽善を許さず。
真っ暗な暗がりが逆に眩しいような
そんな不思議な気持ちにさせられる。
変かな。